sugar and salt

無理めな君にいつか追いつけるように

夏のど真ん中、夢を散りばめて

 

去年の夏の記事を見返していた。はてなブログから一年前の記事を読み返してみませんか?っていう通知がきたので。

 あの悔しかった、やりきれなかった、楽しかった、もう戻れない夏から一年経ってた。

 

今年の夏も変わらず、大好きな人はステージに立っていた。良かった。そこに居てくれて良かった。

あの夏に、げんたくんを優しく励まして鼓舞してくれた子はもういなくて、関係性はまだ続いてくれてたりするのかな〜〜ってふと考えたりしてちょっと切なくなった。まぁこの話は置いといて。

 

練習過程を追う密着も、映像化される予定も何もない。歌い、踊る姿は足を運んだ人達にしか見る事ができないんだなと思うとステージに立つ子達を見るのにもグッと力が入った気がした。

 

グループやユニットに固執してしまうのは流動的であるJr.を応援するのに適切ではないと思ってるし、それがきっと賢い。

私は歌舞伎組の無所8人の職人気質なところが好きだったしこの8人でもっと踊ってくれていいと思ったし、基くんとのシンメも好きだった。「もとげんかわいい」って連呼した春。

 

 

だけど、松松を見た時の二人に対するこの”しっくり感”はなんだろう。松松にしか流れない空気感がやっぱりものすごく好きだと感じた夏だった。

 

この夏は、松松だった。

チーム武でもない、チーム者でもない、歌舞伎組でもなければSHOCK組でもない。

そこに確かな名前はなかった。Mr.KINGを引っ提げてくる平野くん。Prince、天才Genius、HiHi Jets。横文字のユニット名を肩書きとする子達をよそに、松松の肩書きは「ジャニーズJr.」それだけだった。

 

だけどEXシアターには確かに響いていた。ステージ上からも客席からも「松松」という声が。ふと目頭が熱くなったのは言うまでもなく、単純にすごく嬉しかった。

 

メンバーカラーもない二人。クリアファイルだって売られなかった二人。待ってたよ!って気持ちを伝えたいのにどうしても伝える術が分からなかったけど、松松コールを言う二人の顔を見たら私達が待ち構えてた気持ちなんて二人には見透かされてたように感じた。

 

私達以上に松松でステージに立つ日が待ち遠しかったんだろう二人は、去年の夏より圧倒的なキラキラを纏ってた。その羽できっとどこまでも飛べる。

 

今年の夏は、楽しそうでたくさんの笑顔が見られて良かった。Princeとの声援の差だって、笑顔の裏には奥歯噛み締めてたかもしれないけど、それでも変わらず腐らず負けない二人はほんとに尊かった。

 

いつか、いつか、地下3階からじゃなくて、小さい箱庭からではなくて、もっともっと大きな会場に立って真ん中に立つ松松の名前を呼べる日が来るのを楽しみに。

 

夏のど真ん中、大好きな人のスマイルはひまわりの100倍眩しかった!

 

2006.7.30 〜 2006.8.14  全22公演、お疲れ様でした!素敵な夏をありがとう☆